休み

休みの日が無かった

休む事が嫌いだった

休むと損する気がした

休むと誰かに先を越される気がした

常に何かを終わらせていたくて

エスカレーターでは右からさっさと上がって

常に車のエンジンをふかして

信号につかまらない道を選んで

短縮しようとして

自分でやったほうが早いからって全部一人で背負いこんで

それが空回りして

休む事を選択する事にした

間を欲するようになった

瞑想のように

無の時間を過ごす事にした

山を登るようになった

友人の店に飲みに行くようになった

用事もなくスーパーやデパートに行くようになった

家でゆっくりご飯を作って食べるようになった

近所のパン屋に行くようになった

染物をした

観光地に行くようになった

暇に安心できるようになった

寿命がのびた気がした

遠回りに感じていたものこそが

今豊かさを見出している

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